JavaScript 道場を開催しつつ参加してきました

しっかりコードを書きながら他の人のやり方や考え方を共有することができるイベントに参加したいなぁという思いが高まってきていたので、JavaScript 道場というイベントを開催しつつ参加してきました。

JavaScript 道場って?

JavaScript 道場 - connpass の概要がとてもよくまとまっています。

JavaScript 道場は、JavaScript での実践的なコードについて議論をしながらグループでコードを書くイベントです。
普段 JavaScript を書いていて、なかなか上手にできない部分や、汚くなってしまいがちな部分について、みんなで解決方法を模索します。

JavaScript 道場では、JavaScript のプロフェッショナルを師範としてお呼びして、
彼らにアドバイスをもらいながらコードを書くことで、彼らの持っているノウハウを知ることができる機会をご用意いたします。
ぜひ、みなさまが普段から困っている部分を直接質問してみましょう。

Node.js 側の師範として @badatmath 氏を、ブラウザ側での師範として @hokaccha 氏をお迎えします。

JavaScript 道場は、セッションやハンズオンなどのイベントとは違って、考えながらコードを書くイベントです。
目の前のコードに挑むための工夫を、ぜひみなさんのプロジェクトにも持ち帰ってください。

「JavaScript をもっとキレイに書きたい」、「整理されたコードについてもっと考えたい」そんな悩みを抱えている方はぜひお越しください。

あえてひとことでまとめると、チームでコードを書いてお題に取り組むイベントです。(ざっくり)

開催の理由

「ありがたい話を聞く」系のイベントだと、自分で東京に行けばいろいろな種類のイベントに参加することができるし、自分にはあえて札幌で開催する理由はありません。

もちろん、そういうイベントに参加するのはそれで楽しいんですが、現場との距離感というか「明日から自分の仕事につながるもの」をちゃんと持ち帰れるようなイベントに参加したいなぁという気持ちがずっと自分にはありました。

ただ、今までチームでコードを書くイベントはあまり聞いたことがなかったので、せっかく開催するなら自分が参加したいイベントにしたい、という思いで開催を決意しました。 (ちなみに、今回の JavaScript 道場開催にあたって一番影響を受けたイベントは TDDBC in 札幌 です。)

また、このイベントを通じてぼくが実現したかったことは、「自分の身近で JavaScript についてもっと喋れる場ができること」です。 (こう思ったきっかけは、東京のカンファレンスに行くと、ほかの参加者の方々とわりとコアな話で盛り上がれるので、自分が住んでいる札幌でももっとカジュアルに話ができるといいなぁと思ったことでした。)

そのためには、実際にチームでコードに触れて一緒に考えるという経験が一番必要なのではないかと考えたのです。

内容について

午前の部では、 JavaScript を現場で使われている師範をお呼びして、JavaScript を使った開発の話を聞きました。
そのときの講演資料はこちらです:

そして午後の部では、チームでお題に取り組みました。

お題って?

お題といっても、だいぶざっくりした「お客さんの要望」のような抽象的なものだけを用意して、それに対してどうやってアプローチしていくかは完全にチームに委ねるという形にしました。

そして今回のお題はこちらでした:

このうち、どちらのお題に挑戦するかをチームで決めて、好きな方のお題に取り組んでもらいました。

ここでの時間配分は以下の通りです:

時間 内容
13:30 - 13:40 お題発表
13:40 - 17:30 お題
17:30 - 17:50 チームでの感想戦
17:50 - 19:20 チームごとの成果発表

ただ、決まったコードを書くだけではなく、仕様を決めて実装して、そして最後には自分たちの開発を振り返ることができるよう設計したつもりです。 (つまり、ふつうの開発の短縮版にできるよう意識しました。)

各チームでの成果物へのリンクをこちらにまとめています:

最後に

運営者としても参加者としてもとても楽しかったので、ちゃんと開催できてよかったと思っています。 (もちろん、上手くできなかったところやもっと上手くできそうなところはいっぱいあるので、ちゃんと振り返って次につなげます)

師範としてご協力いただいた @bad_at_math, @hokaccha, 一緒に運営してくれた @volpe_hd28v, @puprl, @hachiilcane, そして、参加してくれた方々に深く感謝します。

そして、「次回」というのはすぐには難しいですが、何らかの形でこれからにつながることを考えていきたいですなぁ。

参照リンク